HARD POST

自動電動昇降式テロ防止用ボラード

About HARD POST ハードポストの概要

はじめに

世界中を震撼させた9.11の航空機による自爆テロ以降、テロリズムに対する脅威が私たちの日常生活にも新たな不安をもたらす様になりました。また昨今ヨーロッパでは、人々が多く集まるイベント会場などに大型車両で突入する暴走車テロ事件が連続して発生しており、群衆を標的とした無差別なテロ行為によって多くの犠牲者が出る痛ましい殺戮が行われています。

今後はさらに、世界中で車両暴走テロが、いつどこで群衆に襲いかかってくるのか?全く予測がつかない時代を迎えたと言えるのではないでしょうか?勿論、日本も例外ではありません。

日本では銃器に対する規制は世界トップレベルの高さですが、テロ行為に対する防御の認識は、残念ながら米国やヨーロッパの国々と比較して甚だ低いと言わざるを得ません。

「日本は安全な国」という認識が日本国内に蔓延しているため、「日本は大丈夫」という神話に近い感覚が多くの方々から聞こえてきますが、果たしてそれで良いのでしょうか?

車両による無差別テロは、起きてからでは取り返しがつきません。 外国では、重要施設における車両暴走テロ対策は日本に比べ圧倒的に危機意識が高いため、様々な箇所に防御安全対策がほどこされています。 このような世界的な流れは、いずれ今後の日本でも人々が多く集まる場所への無差別な暴走車突入テロや標的となりうる施設に対しての車両による自爆テロ事件が起こりうる可能性を示しております。

長期的な視点から見て、このような自動車によるテロ行為を防護する上で、維持・管理コストが軽微であり、且つ、平常時には公共施設の利便性を損なわない、という一見矛盾した課題を同時に解決する必要があります。そしてここで御紹介する「ハードポスト」(自動電動昇降式テロ防止用車止めボラード)は、まさにこの課題の解決に向けて開発されたボラードです。

  • 下降時は通行の妨げにならないフルフラット
    下降時はフルフラットになり通行の妨げにはなりません。
  • 最速1.8秒にて上昇
    最速1.8秒にて上昇
  • ハードポストにトラックが衝突した様子1
    ハードポストにトラックが衝突した様子
  • クラッシュテスト後のハードポスト
    クラッシュテスト後のハードポスト。
    (クラッシュ後も3本動作可能。マウスをのせると写真が表示されます。)
  • 車両通行時は路面とフラット位置まで下降し完全バリアフリーとなり、防護時には瞬時に上昇し車両の通行を遮断します。
  • 米国防総省及び国務省規格K12、K8、K4を取得、その高い強度を証明しております。(電動式では世界初)
  • 油圧式や空気圧式と異なり地中配管漏れトラブルの心配が無く、メンテナンスも容易。現場即復旧と維持管理コストの低減を実現します。
  • コーエイ工業株式会社設計製作の国産品です。

Features 主な特徴

  1. 電動駆動方式を採用

    完全電動式のためエアーコンプレッサーや油圧ポンプが不要。
    空気式、油圧式システムで懸念される地中配管トラブルの心配が無い。

  2. ハイパワーモーターによる高速高頻度動作

    上昇速度最速1.8秒(常時)、動作回数1日最多3,000往復。
    これにより高いセキュリティレベルを保ちながら迅速な車両入退場管理が可能。

  3. 急なトラブル時も安心

    DCハイパワー・ツインモータ+二重駆動回路+バッテリーバックアップ標準装備による+αの信頼性確保、確実な動作を維持。
    また、モーター部、制御部をユニット化。現地でのメンテナンスは交換作業で済むため短時間で運用を再開できる。

  4. シンプルな構成で施工期間、施工費用を低減

    標準構成は制御盤とボラード本体を電気ケーブルでつなぎ排水管を付けるのみ。
    大掛かりな加圧ユニットが必要な油圧式・空気式と比べシンプルな機器構成で短期施工及び施工費の低減を実現。

Comparison 油圧式・空気式との比較

項目 油圧・空気式 電動式ハードポスト 電動式のメリット・効果
動作特性 車両入退場の迅速化。構内の素早い安全確保。
通常は3~4秒で動作。緊急時は2秒以下で上昇できる仕様もある。連続高頻度運転には不向き。 各仕様のスピードで常に動作。連続運転、急反転、途中停止が可能。
基本システム構成 少ない機器構成でトラブル要因を減少。
ボラード本体、制御盤(油圧ポンプ、エアーコンプレッサー内蔵)、電気配管、油圧・空気配管、排水管、操作スイッチ ボラード本体、制御盤、電気配管、排水管、操作スイッチ
メンテナンス × メンテナンスコストの低減。
年数回、現場で業者による各機器の定期整備。油圧式はオイル交換も。 年1回もしくは50万回動作到達時のモーターユニット整備。2年毎のバッテリー交換。半年に1回程度のダストシールクリーニング。
トラブル対応 × 現場即復旧。セキュリティレベルの維持。
専門業者による現地修理。地中で圧縮性流体を使用するため油漏れや空気漏れが発生した場合は復旧まで長時間に及ぶ。 ユニット化された主要部の交換で復旧(お客様で対応可)。 部品は弊社製造、在庫のため迅速な出荷対応が可能。
施工 トータルコストの抑制。
専門業者による工事・立合いが必要。また基礎工事も大掛かりで一般に高コスト。 地元の土木業者、電気業者で設置可能。 4本セットであれば約1週間で設置完了(コンクリート養生含む)。

Results 主な納入実績

国内

  • 中部国際空港(愛知県常滑市)
  • 小田原市水道局(神奈川県小田原市)
  • 某社データセンター(神奈川県川崎市)
  • サウジアラビア大使館(東京都港区)
  • 国内某電力会社

海外

  • 米国国務省(DOS)本部
  • ロッキードマーティン(米国/メリーランド)
  • 米国警備機関(米国/ニューヨーク)
  • アイランドエナジー社(米国/ハワイ)
  • 米国某政府機関
  • 在オランダ米国大使館(オランダ/ハーグ)

※その他、多数納入実績がございます。詳しくはお問い合わせ下さい。

  • 中部国際空港

  • 米国国務省(DOS)本部

  • サウジアラビア大使館
    サウジアラビア大使館

Lineup ラインナップ

電動式型式 EP-354A/ST-950 (K12)ST-950 EP-354A/ST-700 (K8)ST-700 EP-354A/ST-650 (K4)ST-650
上昇時高さ 950mm 700mm 650mm
上昇速度
(常時)
4.0秒(標準)/ 1.8秒(高速タイプ) 1.8秒 2.4秒
下降速度
(常時)
3.0秒(標準)/ 1.0秒(高速タイプ) 1.4秒 1.9秒
昇降パイプ径 Φ354mm Φ354mm Φ354mm
強度 時速80km、総重量約7tのトラックを阻止 時速64km、総重量約7tのトラックを阻止 時速48km、総重量約7tのトラックを阻止
特長 米国防総省及び国務省、
最新規格最高基準 K12取得。
(80Km/hクラッシュ試験合格)
上昇速度常時1.8秒の高速タイプ。
緊急時上昇に効果。
防衛省基準クリア。K8規格取得。
(64Km/hクラッシュ試験合格)
往復動作回数50万回以上の高耐久性。
車両1台ごとに動作が可能。
K4規格取得。
(48Km/hクラッシュ試験合格)
動画 K12のクラッシュテスト動画はこちら K4のクラッシュテスト動画はこちら
手動式型式 MP-354A/ST-950 MP-354A/ST-700 MP-354A/ST-650
固定式型式 FP-354A/ST-950 FP-354A/ST-700 FP-354A/ST-650

Easy Rider イージーライダー

手動式・固定式ハードポスト

強力なボラードは欲しいが年間に数回しか開放しないゲートなので自動式の導入はもったいない・・・、山間部で一時電源確保ができない・・・、などという場合には電動ユニットセパレート型ハードポストMPタイプがおすすめです。
電気工事不要で上昇及び下降動作には手動ハンドルまたはバッテリー内蔵ポータブルドライバー「イージーライダー」を使い操作。1台で複数本のボラード操作が可能です(K4仕様を15往復操作可)。
また、固定式FPタイプもラインナップ。低コストで高度なセキュリティを実現します。

イージーライダー仕様
駆動装置 DCモーター
駆動電源 DC24V
バッテリー 12V-5Ah×2 内蔵
充電方式 専用充電ユニットをAC100Vコンセントへ接続
操作方法 手元操作スイッチにて上昇、下降操作 (電源は内蔵バッテリーもしくは外部電源を使用)
重量 約16kg
イージーライダー仕様

イージーライダー操作方法

イージーライダー操作方法